愛犬のしつけと聞くと、トイレのしつけや他人に危害を加えないようにするしつけなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?確かにそれは間違いではなく、非常に大切なしつけです。しかし、愛犬へ行った方が良いしつけはそれだけではありません。それと同じくらい大切となるのが食事のしつけです。食事のしつけがしっかりできていないと後々大変なことになることもありますので、是非早い段階で食事のしつけを行ってください。
食事のしつけがなぜ大切なのかということですが、余計な物を食べさせないようにする為ということが一番に挙げられます。全ての犬が必ずしもそうであるとは限りませんが、多くの犬は何もしつけをしていないと勝手に見つけた食品を食べてしまいます。オヤツやドッグフードなら食べ過ぎて太るくらいで済みますが、犬にとって有毒な物などを気が付かないうちに食べてしまうこともありますので、そういったことにならない為にも早めのしつけがおすすめです。飼い主が与えた食べ物以外は食べないというしつけを行っておけば有毒な物を食べてしまうという可能性を大幅に減らせます。
また、食事やオヤツを飼い主の許可があるまで食べないというしつけも大切です。待てのしつけができていないと、飼い主が食事を与えた瞬間に食事に飛び付いてしまうこともあります。そうなると飼い主が怪我をしてしまうこともありますし、ペットOKのカフェなどで店員に怪我をさせてしまうこともありますので、可哀想だと思っても待ては徹底してしっかりと教えてください。
愛犬の食事のしつけは人間へのしつけと違って非常に時間が掛かりますが、愛犬が子犬の段階で行えば楽にしつけができることもあります。もちろん成犬になってからでも食事のしつけはできますが、成犬になってからだと叱った時に噛みつかれたりして大怪我をすることもありますので、そういった心配がない子犬の内にある程度の食事のしつけを行うことをおすすめします。