愛犬のためのドッグフードを選ぶ際に、目を通しておきたいポイントが原材料です。
犬は雑食と言われることもありますが、元々は肉食の動物です。そのため、健康で元気でいて欲しいと考えるのであれば、肉や魚を中心に作られたドッグフードを選んでおくことが有効です。ただ、肉類以外は食べることができない訳ではありません。犬は穀類の消化に適していないとされますが、食物繊維が豊富に含まれた穀類が含まれたドッグフードは、便秘になりにくいというメリットが生まれます。穀物アレルギーなどの問題がない場合は、必要以上に穀類を避ける必要はないと考えておいて良いでしょう。
さらに、野菜や乳製品なども摂取しておいた方が良い素材です。肉類を中心に、犬にとって良い原材料が複数含まれているドッグフードであれば、手軽に健康に必要な栄養素を摂取していくことができます。
そんな原材料をチェックする際に、もう一つ気にかけておきたいことが着色料や添加物の有無です。添加物の中には、サプリメントのように愛犬の健康をサポートする役割をするものもあります。そのため、全ての添加物が悪いとは言い切れませんが、添加物が多いドッグフードは愛犬の体に負担をかけてしまう可能性もあるものです。原材料を見た時に、気になる表記が多いドッグフードは避けておく方が良いこともあります。
ただ、国内産のドッグフードに関しては、添加物に関する基準が設定されており、必要以上に添加物が入ったフードは販売できないようになっています。それに対し、国内基準が適用されないのが海外製のフードです。海外のフードは、原産国の基準に合わせて作られているため、国内産よりも多くの添加物が含まれている可能性もあります。
愛犬の健康を第一に考えた素材で作られたフードであっても、添加物が多ければ健康に良いとは言い切れない状態となってしまいます。愛犬のためのドッグフードを選ぶ時には、原材料だけでなく添加物など細かいことにも注目をした上で、最適なフードを見つけていくと良いでしょう。